川村 旭芳 - Kyokuho KAWAMURA
(筑前琵琶・歌・語り/おとぎ代表)
神戸市出身在住。
筑前琵琶日本旭会 総師範 故二代柴田旭堂師のファンだった母の勧めで、8歳の頃、師に入門。現在、筑前琵琶日本旭会 師範。門人会「筑前琵琶 川村旭芳会」主宰。
古典曲を継承しながら新作の創作にも取り組み、阪神・淡路大震災の追悼曲はじめ、小浜市に伝わる韓国船遭難救護の史実、宇和島に伝わる平家の落武者伝説、《新聞の父》と呼ばれるジョセフ・ヒコの一代記ほか、母 川村素子の作詞による作品も発表。
1998年から2010年、和楽器オーケストラ 邦楽合奏団「鼎」(KANAE)に所属。
現代曲奏者としては、関西の楽団や邦楽社中、音楽大学などの国内外における公演に多数出演。
2011年 ソロアルバムCD『川村旭芳作品集1―母娘合作集―』および『源平一ノ谷合戦』 2枚同時発売。
NHK FM「邦楽のひととき」ほか、テレビ、ラジオ出演。
日本琵琶楽協会/NPO法人 筑前琵琶連合会/日本詩吟学院 兵庫中央岳風会 各会員
木場 大輔 - Daisuke KIBA
(胡弓/作曲・編曲)
淡路島出身。
甲陽音楽学院にて音楽理論とピアノを学ぶ。古典胡弓を原一男師に師事。一方で文楽、風の盆、尾張万歳など日本各地で伝わる胡弓の奏法を研究。
2009年 映画「カムイ外伝」にて演奏と出演。
2011年 NHK Eテレ「にっぽんの芸能 花鳥風月堂」に出演。
2014年 吉田兄弟全国ツアーに参加。NHK FM「邦楽ジョッキー」に出演。
2015年 映画「駆込み女と駆出し男」にて演奏。
2015年~2017年、NHK WORLD【Blends】に出演、全世界で放映。
2017年 NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」にて胡弓の吹替え演奏を担当。BSジャパン「おんがく交差点」に出演。米国ワシントン州にて公演。
2018年 NHK総合「バナナゼロミュージック」、NHKラジオ深夜便に出演。
2021年より、東京・紀尾井小ホールにて胡弓リサイタルを毎年開催。
江戸時代より伝わる胡弓の伝統を尊重しつつも、四絃胡弓の開発、各種ユニット活動、楽曲提供など、演奏と作曲両面より胡弓の可能性を追求し、幅広く活動を展開している。
胡弓重奏プロジェクト「弓連者」主宰
「絹擦会」を東京・横浜・大阪にて主宰
折本 慶太 - Keita ORIMOTO
(箏・十七絃・二十絃・三絃・尺八)
愛媛県出身、大阪市在住。
1993年より尺八を橋本岳人山師に師事。
1994年より箏・三絃を生田流新絃社二代家元 狩谷春樹師に師事。
1997年 都山流尺八大阪府コンクール1位受賞。
2001年 NHK邦楽技能者育成会第46期卒業。
同年より現在まで、「舞太鼓あすか組」のコンサートツアーに参加。
2003年より十七絃箏・二十絃箏を宮越圭子師に師事。
2006年 生田流新絃社二代家元 狩谷春樹師と、山本春亜(亜美)と共に、「アンサンブル邦'」を結成。CD『めぐりあわせ』(2011年)発売。
2008年 龍笛・笙とのユニット「トラロ会」を結成。CD『天越ゆる道』(2011年)、『道しるべ』(2014年)発売。
尺八・箏・十七絃・二十絃・三絃奏者として、国内外で多数の公演に出演。
都山流尺八 師範 (折本 岳慶山)
生田流箏曲新絃社 蒼竜軒 (折本 大人樹)
新絃社 三代家元補佐
神戸大学国際人間科学部 非常勤講師
大阪国際大学 非常勤講師
安田 知博 - Tomohiro YASUDA
(尺八・篠笛・朗読)
熊本県山鹿市出身、京都市在住。
10歳より尺八を始める。21歳で都山流師範となる(蜂山と号する)。
さらに、石川利光師に師事し、古典本曲と琴古流を学ぶ。
熊本で開催される「長谷検校記念全国邦楽コンクール」において、2003年および2005年 優秀賞を2度受賞。
関西および熊本県各地にて自主公演を開催する他、スクールコンサートや和楽器体験授業にも積極的に取り組んでいる。
ナレーターとしては、盲学校在学中に、全国高校放送コンテストの朗読・アナウンス部門で史上初の3年連続優勝。
第70回記念選抜高校野球大会で式典アナウンス。
現在、NHK Eテレ「バリバラ」で、副音声のナレーションを担当中。
ピアニストの石田綾との共同企画、「ピアノ×尺八 まぜるな危険」も好評を得ている。